オンライン講義「オープンコースウエア」の流れを組む3つのスタートアップ

日付:2012年9月24日月曜日 カテゴリー:





オープンコースウェアという言葉をご存知でしょうか?
まだ日本では聞きなれないワードだと思いますがこれは
大学や大学院での講義をインターネット上で無償で
公開していく取り組みのことを指します。


2003年にアメリカのマサチューセッツ工科大学が
この活動をスタートして以来、世界中の
大学がこの取り組みを推し進めています。
日本でもその取り組みを行なっている大学は京大、東大含め
多数あり日本オープンコースウェア・コンソーシアムという
団体も存在するのですが、正直なところ
少し盛り上がりに欠けると言わざるえません。



去年Appleが発表したiTunesUもこの
オープンコースウェアの取り組みの一貫であり、
iPadやスマホの普及で今後よりこの分野は
盛り上がりを見せてくるのは確実でしょう。


そう確信させる根拠の一つに今、シリコンバレーを
中心として教育系のスタートアップが注目を浴びています。
そこで今回は以下に今を代表し、かつオープンコースウェアの
流れを組む無料のオンライン大学を3つ紹介します。


Udacity(ユーダシティ)















これはスタンフォード大学の元教授が2011年に
立ちあげたサイトで、なんといっても特徴は
検索エンジンの作り方」といったような、
コンピュータサイエンスに特化した講義が中心という点です。
それもそのはずでこのサービスを立ちあげた人物は
Googleの特別研究員も務めている方であの
無人自動車を作った人物でもあります。



Coursera(コーセラ)














これは今年スタートしたサイトでこちらも
スタンフォード大学の研究者が立ちあげたものに
なっています。こちらは既に150万人以上の
ユーザーがいて受けられる講義も33大学の
200以上のコースから選べるとのこと。
物凄い勢いですね、特徴的なのが提供されるコンテンツ、
つまり授業、課題、評価、履修証明書などが
実際の大学とほとんど同じだという点です。



2tor(チューター)














こちらは先日70億円という教育関連スタートアップでは
最高額レベルの資金調達をしたサービスです。
ビジネスモデルとしては授業料を学生からもらい、
それを大学側と分配するという形をとっています。
例えば大学がカリキュラムを作りそれを教え、
2torはプロデューサー、学生募集、そしてITショップなどの
役割を果たすといった具合です。
また各大学の教育コンテンツオンライン化強化の
ための取り組み(BtoB事業)も行なっているとのことで
今後に期待できます。




以上、これまでを振り返ると2000年代初頭から
オンラインでの教育開放というアイデアは
あったもののなかなかブレイクスルーしなかった
この分野を「カーンアカデミー(小学校から高校までの講義が中心)」が
切り開き、これらの3つのサービスの起ちあがったに至るでしょう。


「無料」でかつ「インタラクティブ」な手段で
学ぶことができる本格的なサービスが揃い始めている今、
オンラインでの学びが加速されていくのは必然だと言えます。


しかしこんな時代になっていくからこそ
仲間との学びや直接のコミュニケーションにおける
重要性がより見直されてくるのも事実でしょう。
オフライン、オンラインどちらにおいての学びにも
メリット、デメリットはありますのでバランスを
取りながら”新しい学び方”について
今後とも考察していきたいと思います。




Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...