自分に合った教室開催のスペースを探す際の考え方

日付:2013年3月5日火曜日 カテゴリー:




こんにちは! 2013年は新しいことにチャレンジしたいと考えている方も多いかと思いますが、自分の向上の場として教えることにチャレンジしてみるのはいかがでしょう? 



他人に伝えるという行為を通してきっと新しい自分にも出会えると思います。

さて、教えるイベントを開催する際にいつも問題となるのが「場所」です。折角時間を割いて教えるのであれば人数を集めたい、でも場所を借りるとなると、探すのも面倒だし、それを埋められないと・・・そんな捉え方をしている方は多いのではないでしょうか。

確かに従来は「場所を借りる」というと、
「数万円でスペースを借切る = 赤字にならない為には一定の集客力が必要」
というイメージがありました。 

しかし近年のシェアのコンセプトの浸透により、場所の選択肢は着実に広がりを見せています。いわゆる貸しスペース以外にも、コミュニティ作りの一環として良質な集客コンテンツを求めている「場」が増えてきていおり、あなたの講座の受講者層との間に親和性が高ければ、あなたが教えることは双方にとってメリットをもたらします。

実際ストリートアカデミーでも様々な場所で教えている人が続出しています。カフェ、レストラン、コワーキングスペース、シェアハウス、更には自分が勤務している会社のオフィスで講座を開催している人なども出て来ています(勿論上司の方に了解を得た上で、です)。そういった意味では、あなたの提案次第では、場所の選択肢は無限大と言えるでしょう。

但し、正しい選択するには、各選択肢における良し悪しや留意点を良く理解した上で、
自分に合った「場」を選ぶことが重要です。前置きが長くなりましたが、
今回は「教える」に焦点を宛てた場所選びのコツと選択肢を実際に紹介して行きます。



スペース選びの際に考えるべきポイント

教えるスペースを検討する際に考慮すべきポイントは、以下の4つが挙げられます:
1)キャパシティ(収容人数)、2)利便性(アクセス)、3)スペースの仕様と付帯設備、4)スペースが持つブランドとそこに集まるコミュニティ
一つ一つ考えて行きましょう。

1)キャパシティ(収容人数)について
まずは自分がどれ位の規模のイベントを想定しているのかを考える必要があります。

2、3人の少人数のレッスンであれば喫茶店などでも可能ですが、他のお客さんのノイズが気になって集中出来なかったり、電源など必要な付帯設備が常に確保できなかったりなど、妥協が必要になってくることが多いです。
一方貸し切りスペースでは、収容人数も多いですし、またミーティング目的で用意された幅広い部屋の選択肢の中から選ぶ事が出来ますが、固定費が発生します。

結局、今のあなただと何人位を集めたいか、また将来を見据えてそのスペースにキャパシティの柔軟性がどれだけあるか、が大きなポイントになってきます。レンタルルームであれば人数に合わせた部屋サイズを用意しているか、シェアスペースだと人数割りで使用料を払えるかなどを調べましょう。講師として経験を積むにつれて生徒さんも増えますので、現在だけでなくある程度将来も見据えて考えておくと良いでしょう。

2)利便性(アクセス)について
自分にとってというよりも来て下さる生徒さんにとっての利便性を重視しましょう。
アクセスが良い場所だと来てくれる人の層も広がります。また平日夕方に開催する場合は、仕事帰りに新たな場所を訪問して来て下さる生徒さんにとっては、分かり難い場所は遅刻の原因にもなります。

ちなみに逆説的な考えとして、生徒さんからの参加へのコミットメントを図る為、あえて不便な場所で開催するという考え方もあります(面倒でも来てくれる意識の高い人だけを相手にしたいなど)。

3)環境と付帯設備について 
料理や音楽など設備が重要なコンテンツを教える方は当然専門の施設を探すと思いますが、一件場所への要求が少なそうに見えるビジネスやIT系の教室を開催する際にも、室内の雰囲気や設備は重要です。電源・Wifiを始めとして、プロジェクター、テーブルのサイズやレイアウト(レクチャー受講形式なのかラウンドテーブルなのかなど)、部屋のレイアウト、導線や全体の雰囲気、そして声の通り度合いなども、イベント進行の善し悪しを決める重要な要因となるので、事前にチェックしておくべきでしょう。

4)スペースのブランド・コミュニティについて
場には必ずそこに集う人の類いを定義するブランドやコミュニティの「色」が存在します。その色とあなたの教える講座の間で、興味分野や価値観が揃っていると、そこのコミュニティの中からあなたの講座への参加者という自然な導線が出来るので、お互いwin-winの関係になります。例えばIT系の勉強会はIT系の方が集まるコワーキングスペースで行った方が、貸し会議室で行うより断然人は集まり易いですし、コワーキングとしても会員さんを誘い易いイベントとして捉えて貰えます。

あたり前に聞こえますが、では教える内容が編み物レッスンであればどうでしょう。そこの場に集まる人と親和性は低いですし、そもそもあなたの生徒さんも電源やインターネットアクセスよりもリラックスしてお話できるプライベートな空間を好む筈です。なので、どこでやるか、運営者にあったり来ている人の雰囲気を視察したりして、良く考えましょう。同じ「コワーキング」という名前が付いたスペースでもママさんに特化したコミュニティ作りに注力している場所などもあり、そういったところでは女性向けの教えるは親和性は高い筈です。

別の例として親子向けワークショップを考えてみましょう。子連れの参加者がまず気にするのは「子供向けの導線設計がされている場所か」という事ですよね。そうすると若者向けコワーキングよりもむしろファミリーレストランなどで行う方が心理的には来やすいかもしれません。

まとめですが、そのスペースに通常集う人、そして講座を受講しにくる生徒さんの両方にとって「場違いとならない」という事が成功につながると言っても過言ではないでしょう。


上記を踏まえた上で、教える場所の選択肢を、以下の通りに整理してみました。

自宅で開催


  • メリット
    • 最大のメリットとして場所代がかからないという事です。
    • その他に自分が勝手を知っているのでスムーズに準備や当日の進行が運べる、という視点も見逃せません。
  • 留意点
    • アクセス、キャパシティ共に商業施設に比べて見劣りしないというのがクリアすべき最低必須条件としてありますが、それ以外にも良く論点になるのが、プライバシーという観点です。自宅の住所が講座の開催場所として公開されているという点ですね。
    • ちなみにストリートアカデミーではこれへの対処法として、予約した方のみに対して開催場所の詳細の住所を公開する「住所非公開」という設定があります。



②カフェ・レストランで開催



  • 具体例
    • 2、3名までのレッスンですと、スターバックスのようなカフェから、もう少しゆったり出来るルノアールCafe Miyamaなどの従来型の喫茶店でも結構おしえるイベントは行われています。使い勝手の良いカフェは【電源完備】都内で仕事に使えるお洒落なカフェまとめなどのブログに良くまとめられていますので検索してみましょう。
    • また実はレストランでも個室をお教室やレッスンに積極的に貸し出しているところがあるのをご存知でしょうか。例えば日比谷にある
      Covaというイタリアンレストランでは個室をレッスン用に貸し出しています。また大手居酒屋チェーンなどが昼間の営業時間に女子向けレッスンに個室を貸し出しているという話も良く聞きます。
    • また稼働率が夜に集中するバーなどでも、昼間にお教室用に貸し出しをしているところがあります。
  • メリット
    • 料金が結構安く抑えられます。一人当たりカフェの飲み物代の300-500円程度だけで1時間でも2時間でもいられます。
    • レストランでは、ランチがセットになった講座の価格設定をするとコストパフォーマンスも良く受取られ、かつレストランとも友好関係を築けます。
    • また飲食店は好条件の立地に建っているお店が多いですのでアクセスの良さも利点と言えるでしょう。
  • 留意点
    • カフェだと少人数以上は教えれませんし、予約が出来ません。
    • また飲食店は教える内容や人の動線などを含めた用途に制約があるところが多いので、あなたの講座を開催させて貰えるか、事前に確認が必要です。
    • 例えば、昼間の時間をフラワー教室に使って貰っているとある都心のバーでは、グラスを割られたく無いので生徒の場所はカウンターの外に限定する、持ち物は食器を含めて全て基本持ち込んで貰う、などの事項を詳細に理解して合意してくれた人にのみ貸し出しているそうです。
    • 後はリピート開催が可能かどうかについても事前に聞いておくと良いでしょう。


③公共施設の活用


  • 具体例
  • メリット
    • 自治体が費用を一部負担している為、レートがリーズナブルで多分外部で借りれる場所としては一番安い選択肢となるでしょう。
  • 留意点
    • こういった自治体の施設には、利用者をその市町村内の住民や勤務者に限定している(例: 予約できるのは住人・勤務者のみ、参加者のうち〇人以上が住人・勤務者であるなど)ところが多いです
    • また「営利目的での使用不可」というルールを設けているところも多数あります。この「営利目」的の定義・判断は、自治体によって様々ですので、自分の教えるイベントでの使用が利用規約に沿ったものかどうか、個別に聞いてみる必要があります。


④レンタルスペースで開催


  • 具体例 
  • メリット
    • 設備が揃っている(予備の椅子、デスク等の他、プロジェクターや延長コードなどを完備しているところが多い)
    • 収容人数が多い
    • 外部からのプライバシーの両立、などが挙げられます。
  • 留意点
    • 一時間単位で記載しているレートでも、借りる単位は3時間から、などの制約があるところが多いので、借り方は良く読みましょう。
    • 古い施設ですと電源・Wifiが完備していないところもあったり、備品は追加レンタルコストを支払う必要があったりもすするので要チェックです。
    • 予約制ですと予約時間内に引き払う必要があるので、準備や後片付けにかかる時間もバジェットして予約する必要があります。


⑤"シェアスペース"の活用

  • メリット 
    • 元々人が集う場所としてプロデュースされている為集客がしやすく、またイベントの告知・集客・運営に対しても積極的に協力してくれるいうのがコワーキングで開催する最大のメリットです。
    • また講座開催のスペース使用料を、参加者毎のドロップインレート(一日、半日、2時間までで幾らなど)で使わせてくれるところも多く、これは貸し切り費用負担のリスクを取らなくても良いという点で非常に高いメリットです。これですと、先生として赤字になることを気にせず集客に臨めます。
    • 但しコワーキングでは他の利用者との併用となるケースが多いので、具体的にどこのスペースやどのデスクを使わせて貰えるか、事前に相談することが大切です。
  • 留意点
    • スペースによってテーマや集う人のカラーも異なりますので、事前にスペースを訪問し、スペース運営者とよく話して、講座とスペースのコミュニティとの間の親和性を確認する必要があります。例えば、IT系のコワーキングスペースでママ向けの教室をやっても人は集まりませんし、ママ向けコワーキングでプログラミング教室をやるのも場違いですよね。
    • また「シェア」という言葉の定義は幅広く、スペースによって集まる人の多様性をどこまで許容するのかはまちまちでます。「シェア・オフィス」ですと基本はオフィスですのであまりワイワイがやがやしたイベントを好みませんし、逆に「シェア・ラウンジ」というところはバーに近い雰囲気作りをしているところもあり、こじんまりとしたレッスンには音が気になるかもしれません。

いかがでしょうか?このように場所の選択肢は沢山あります。
一般的にレンタルしているスペースは値段も不動産の相場通りですが、それ以外のスペースは選べばかなりお得に使える場所があります。こういったユニークな場所の使い方は、個人的なつながりから双方にwin-winになるような提案が合意されたケースが多いです。

場所のオーナー達は、心の中では良質のイベントには是非使って欲しいと思っているのですが、「誰でもどうぞ」という形でオープンにするとどんな人が来るか分からないので、公募にはしていません。

教えるイベントは基本的に文化が育つ良質な集客コンテンツです。あなたの講座を欲している場は多く存在する筈です。ストリートアカデミーでも実際に場の提供者からの問い合わせが非常に多いです。

あなたも身近なところから、つまり行きつけのカフェやバー、知り合いが通っているコワーキングスペース、自分の会社のオフィスなど、一度聞いてみては如何でしょうか?

ストリートアカデミーと協業している東京都内の30以上のスペースであれば気軽にお問い合わせ頂いて結構ですし(その際は「ストリートアカデミーを見て伺いました」と一言仰って下さい)、またそもそもどこかという時点で悩んでいる方は、一度ストリートアカデミーにご相談下さい。

ではスペースとの良き出会いがある事を祈って...
Happy Teaching!







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