21世紀の寺子屋ネットワーク

日付:2013年3月23日土曜日 カテゴリー:,



こんにちは、
突然ですが「寺子屋」という言葉をご存知ですか? 



昔話や歴史のドラマなどでは、近所の和尚さんが小屋で少年達に読み書きを教えていた、というイメージがありますよね。


Wikipediaによると
江戸時代に庶民の子弟に読み書き計算や実務上の知識・技能を教育した民間教育施設」と説明されています。

ストリートアカデミーとしては民間教育という言葉にビビッと反応してしまい、全盛期にどれだけ寺子屋があったのかを調べてみました。

同ページによれば・・・・・・・・・・・
「寺子屋は江戸時代後期から増え初め、19世紀に入る頃からさらに加速し、
一時期は全国に16,560軒の寺子屋があり、
江戸だけでも大寺子屋が400 - 500軒、小規模なものも含めれば1,000 - 1,300軒ぐらい存在していた」と言われています。

この"寺子屋ムーブメント"、他にも幾つかオモシロいポイントがありまして:

1)完全民間主導のムーブメントでした
全盛期には年間300を越える寺子屋が開業し、専属の職業として経営する寺子屋も出現し始めました。

・・・・・一言で言いますと、「教えたい人が習いたい人に教えた」のです。

2)そのお陰で当時、日本は世界でもずば抜けた就学率を誇っていました
江戸における嘉永年間(1850年頃)の就学率は70-86%といわれており、イギリスの主な工業都市で20-25%(1837年)、フランスで1.4%(1793年)、ソビエト連邦モスクワで20%(1920年)など、外国に比べ就学率が高かったということです。

3)更に(ここが一番のポイントです!)明治初期には日本は世界でも高水準の識字率を誇っていたという事実もあるようです。
勿論寺子屋との因果関係は完全には証明されてはいないみたいですが、もし民間の教えるムーブメントが日本の学力を世界トップにしていたのであれば、それってステキな事だと思いませんか?

ストリートアカデミーの目指している世界は、
インターネットの力を借りてこの寺子屋ネットワークを現代に再現することです。
教えたい人が教える。学びたい人が学ぶ。
世の中には少人数で教えたい人も大規模なお教室を運営したい人もいるでしょう。
また学びのニーズも人それぞれです。個人による自由な教える活動は、学ぶ側の機会創出と選択肢の拡大につながるのではないでしょうか。

個人だとサービスの質がまちまちなのでは、という方もいるかもしれません。でもそこはインターネットの情報力とコミュニティ形成力によりきっと担保出来ると思っています。我々は責任ある社会人なのですから。

では何故今これをやるのか。個人による教える活動の民主化の流れを後押してくれるトレンドが二つあります。

一つは実名系SNSの台頭です。「教える」は100%人に依存するサービスなので、実名での個人のひととなりを含めた「情報の見える」化が鍵となります。
例えば、顔とプロフィールが事前に見えていると、「この先生に習いたいな!」
と思う具体的な気持ちも増しますよね。

もう一つはこれまでもこのブログにて何度か触れてきた「シェアの文化」の広がりです。今では情報のみならず、車やスペースなどもシェアされる時代になってきました。それにより教える場所の選択肢も拡大しているということもありますが、そもそも教えるという行為自体、何か資格を必要とする高尚な行為ではなく、単に個人各々が持つスキルや知識をシェアリングするというコンセプトとして解釈される時代です。

・・・・・こんなこと自分は人よりちょっと知ってるけど、他の人にも
楽しみを教えたいな!
初めはそれだけの気持ちで良いのです。

自分の持っているものをシェアすることが好きな人や、他人の人生にきっかけを作りたい人は、世の中に沢山いらっしゃると思います。是非これを読んだ方、自分がちょっと他人より秀でているものを考えて下さい。それをシェアするということがすなわち講座を立ち上げるという事だと気づく筈です。

日程も場所も決まっていなくても良いのです。それを学びたい誰かが、きっと「受けたい」ボタンを押してくれると思います。

今は東京限定で展開し、コミュニティの形成に注力していますが、これから半年以内に他地域に展開し、日本中ひいては世界中に、寺子屋ネットワークを広げて行きたいと思っています。

引き続きストリートアカデミーをどうぞ宜しくお願いします。

(出展:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%BA%E5%AD%90%E5%B1%8B)
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